ベンガラ染めとは？

― 土から生まれ、土へ還る、自然の色 ―
ベンガラ染めは、酸化鉄（ベンガラ）という土から採れる天然成分を使った、自然由来の染色方法です。
※「3ブルー」のみ、ベンガラと藍を掛け合わせた「藍錠染め」という特別な手法で染めています。

ベンガラ染めのメリットとは？

• 01. UVカット

  ベンガラには紫外線に強い性質があり、色あせしにくく、繊維の劣化を防ぐという特徴があります。

• 02. 日本国内で手染め

  日本国内で唯一のベンガラメーカー「古色の美」から独立された、小渕ユタカさんによって染めていただきました。天然染料と伝統技術を活かして“色の文化”を伝える染色家です。
  機械ではなく手染めをすることによって、繊維がふんわりと仕上がり、やわらかく、心地よい風合いを生み出します。

• 03. 肌に優しい

  土壌に含まれる酸化鉄を使用した、自然由来の染料を使用しています。
  化学薬品を使わないため、肌への刺激が少なく、素手でも扱えるほどやさしい染めとされています。

• 04. エコ・省エネ

  火を使わず、少量の水で染めることができるため、環境への負荷が少なく、省エネルギー。
  人にも、地球にもやさしい、サステナブルな染め方として注目されています。
  染料であるベンガラそのものも、自然に分解され、土に還る成分でできているため、染色時の排水も環境にやさしいのが魅力です。

染めの工程

ベンガラ染めは、職人の手で一枚ずつ、丁寧に染め上げています。手作業だからこそ生まれる、やさしい風合いが魅力です。

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  01.ベンガラ染料をつくる

  すり鉢を使って、土から採れるベンガラを丁寧に溶きます。
  自然の恵みが、やさしい色のもとになります。

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  02.手で染める

  布をベンガラ液にゆっくり浸し、やさしく色をのせていきます。
  色の入り方は一点ずつ微妙に異なり、それが個性になります。

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  03.手で絞る

  余分な染料を手作業で絞り、自然な風合いに仕上げます。
  職人の感覚が生きる、大切な工程です。

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  04.天日干し

  染めた布は、自然の風にゆだねてじっくりと乾かします。
  太陽の光を浴びることで、色がしっかりと定着します。

工房紹介｜自然とともに歩む、丁寧な手仕事

― Yutakanairo（ユタカナイロ） ―

TUTIE.のベンガラ染めを手がけているのは、天然染料と伝統技術を活かして“色の文化”を伝える染色家、小渕ユタカさんが主宰する「Yutakanairo（ユタカナイロ）」です。

「 ずっと大切に着てもらいたい 」
そしてその役目を終えたときには、土に還る素材にこだわりたい。

TUTIE.の「染め直し」はブランドコンセプトでもある「ずっと大切に着てもらいたい」という思いを形にした新たな取り組みです。
TUTIE.の「染め直し」対象商品をお預かりして染直し、お戻しさせていただくサービスです。
当ページに掲載のベンガラ染め商品3点も染め直し無料サービスの対象です。